株式会社トランスエージェント

リーダーシップアカデミー TACL

創造的な解を見出すことができる能力の養成

リーダーシップ アカデミーTACL(タックル)は、企業・組織内のリーダー層/次期リーダー層向けの研修プログラムと経営ツールの提供を通じて、卓越したパフォーマンスを総合的に支援することを目指します。

企業・組織は、
ー 働き手の真のポテンシャルを引き出し、働き甲斐を向上させ、
ー 創造性を発揮し、革新力と協働能力を高め、
ー 社会的課題(環境課題含む)の問題解決能力を高める

ことによって、より強い企業体質を築き上げることができます。さらに、社員や顧客など大切なステークホルダーの一層確かな支持を獲得し、長期にわたって生存・発展する可能性を高めます。この変革を成し遂げるために、新しいリーダー層の育成が求められています。この体質強化およびステークホルダーとの関係強化のために取り組む領域を、TACLは次のように捉えています。

代表挨拶

ピーター D. ピーダーセン
リーダーシップ・アカデミー「TACL」 代表

企業およびそのリーダー層には、いま、新しい問題解決能力が求められている。近代社会と自社の課題に真正面から「タックルする」というスピリットと能力を身につけてこそ、時代を超えて発展できる組織になる。

企業は富を生みだし、豊かな生活を実現する役割を果たしてきたが、20世紀後半から、その経済活動の負の側面も、自然環境と社会の両面において浮き彫りになった。日本では、江戸時代の近江商人の商業倫理(三方よし)に加え、明治時代には渋沢栄一らがより人間的な資本主義の必要性を訴えてきた。21世紀市場においては、その精神を参考にしつつ、「社会の健全な営み」と「自社の次なる発展」が同軸に乗る経営の実現が望まれている。

同時に、インターネットなどの技術革新、新興国・途上国における新しいプレイヤーの台頭、そして内外の境界線を越えた協働が多種多様な形で起き、生存・発展するために、柔軟な適応力に満ちた新たな経営モデルの構築は必要不可欠となっている。

TACLは、当然、すべての答えを持っている訳ではないが、新しい<協創の経営モデル>の実現に向けた体系的な研修プログラムと経営ツールを通じて、顧客の課題発見、組織やマネジメントの革新およびそれらを通じた事業イノベーションへの新しいものの見方を提供できる。

TACL コンセプトおよびサービス体系

TACLは、企業のリーダー育成・次期リーダー育成を新しい方法論によって支援します。「トリプルA経営」を基本コンセプトに、どんな状況に対してもしなやかな適応力を発揮できる組織の実現に向け、チーム、もしくは個人として必要な見識、能力、スキル養成をサポートします。

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TACL コンセプトおよびサービス体系
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トリプルA経営概念 レジリエンスホイール

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トリプルA経営研修(全3回)

しなやかで強い企業体質に向けて、「アンカリング」(Anchoring)、「自己変革力」(Adaptiveness)、「社会性」(Alignment)の角度から、総合的に自社の企業体質の強弱を明らかにし、改善・強化のための方策を検証する

研修目的 逆境に強いしなやかな強さを発揮できる組織づくりのための考え方、ノウハウを習得いただきます。大局を視て自社発展のためリーダーとして今何をすべきかを内省し、行動化につなげていただきます。
進め方 本研修は、講師によるレクチャー/自己診断・アンケート/グループ討論/全体共有とディスカッションによって構成されています。
各部署のリーダーでグループを編成し、そのグループ構成を毎回変えることにより、多様な参加者から学ぶことができます。

対象

・管理職 ・次世代リーダー ・実務責任者
(経営企画部、人事部、事業部門、研究開発部門、CSR担当部署、広報・マーケ―ティング)

プログラム詳細(概要)

研修実施前に、講師の書籍『レジリエント・カンパニー』(東洋経済新報社刊)をテキストとして、45問によるTACL経営自己診断を実施していただきます。この診断結果を持参のうえ、第一回の研修を実施します。

第一回 アンカリング - Anchoring

第1回 第一部
トリプルA経営の自己診断をふまえたレジリエンス・プロファイルの作成
  • 本研修の目的と進め方
  • 参加者の自己紹介
  • 新しいトリプルA経営の特徴の確認
    ― アンカリングができている(Anchoring)
    ― 自己変革力が高い(Adaptiveness)
    ― 社会性(Alignment)
  • TACL経営自己診断をふまえた自社のレジリエンス・プロファイルの作成―7つの側面における強弱を具体的に数値化し、チャートに描く
  • レジリエンス・プロファイルのグループ内共有により、他社の特徴との比較を行う
  • レジリエンス・プロファイルから導き出される行動への示唆
    全体ディスカッションにて、レジリエンス・プロファイルの結果の活用や社内への展開などについて
第二部
アンカリング―激動の時代においても漂流しない拠り所を築くために
  • アンカリング<拠り所>(Anchoring)の構成要素と具体例
  • これからの市場環境におけるアンカリングの重要性と活用法
  • 企業理念活用アンケート(自社の現状把握を行う)
    グループ内共有により、他社の特徴との比較を行う
  • 社内の信頼関係の簡易診断(上下および横の信頼関係のスナップショットを描く)
  • グループ内共有と全体ディスカッションにより、生きた価値観と使命および信頼関係の強化に向けた施策を議論する

第二回 自己変革力 - Adaptiveness

第2回 自己変革力―革新力の高い社風と企業カルチャーに向けて
  • 自己変革力(Adaptiveness)の構成要素と具体例
    ― 学習+革新力+新しい研究開発への挑戦によって築く適応力の高いカルチャーと組織
  • 2軸から診断する自社の学習環境・実践の現状
    グループ内共有により、他社の特徴との比較を行う
  • 革新力をより広く引き出すために―3M、ワールプール、HCLテクノロジーズの取り組みから日本企業は何が学べるか
    ― イノベーションのDNA・企業カルチャーへの落とし込み
    ― イノベーション・メンターとイノベーション・パイプライン
    ― アイデアプレナーと「社員第一主義」が生み出す効果
  • 研究開発を一新する―オープン&協働型のイノベーションの力を発揮させるために
  • 日本企業に求められる「3つの創造力」と、その強化方法
  • 自社の自己変革力の強みと課題に関するグループ・ディスカッション

第三回 社会性 - Alignment

第3回 社会性―トレード・オンを志向した企業戦略と、新しいブランド
アイデンティティの構築に向けて
  • トリプルA経営のフレームワークで、社会性をなぜ「CSR」ではなく、「Alignment(アラインメント)」ととらえているか
    ― その意味することは?
  • ズームアウト:「株式会社」の進化の3つのステージ
  • ズームイン:ここ30年の間に求められた経営の進化
  • コンプライアンス偏重型CSR経営に潜んでいる落とし穴・ジレンマ
  • 「トレード・オン」を目指す企業戦略とは。CSVなどとの違いとは。トレード・オンの戦略を打ち出している世界的企業
  • 自社のCSR・環境活動と企業のレジリエンスの相関関係に関する自己診断(現在のCSR活動が組織本来のしなやかな強さに寄与しているかの確認)。グループ内共有により、他社の特徴との比較を行う
  • イノベーション喚起型のCSR戦略に向けて―社内の団結力を高め、競争力の向上に向けて、どのような具体策が取れるか
  • これからの企業に求められる「ダブル・エクセレンス」とは
    ― 性能的卓越(パフォーマンス・エクセレンス)+社会的卓越(ソーシャル・エク セレンス)による訴求
  • 新しいブランド構築・強化に向けた「3つの方策」―厚みと深みのあるブランドの構築に向けて(メッセージ/チャンネル/対象)
  • 本研修の活用法

講師プロフィール

ピーター D. ピーダーセン
Peter David Pedersen

リーダーシップ・アカデミーTACL代表
社団法人NELIS-次世代リーダーのグローバル・ネットワーク共同代表

1967年デンマーク生まれ。コペンハーゲン大学文化人類学部卒業。
日本在住24年。

●主な経歴

1988-1989 ドイツ、デュッセルドルフ市で日系企業に勤める。
1989 コペンハーゲン大学文化人類学部入学。
1990-1992 大学を休学し、日本で英会話の講師および通訳者・翻訳家として働く。
11か月にわたり、世界22か国を旅する。
1995 コペンハーゲン大学文化人類学部卒業。
1995-1998 東京にて、中小企業向けのコンサルティング、国際シンポジウムの企画・運営、雑誌の編集に従事。特に、中小企業の経営者にエコロジーと経営の接点をテーマとする。
1998-2000 「将来の社会・経済像」をテーマとして出版企画に従事。マレーシアのマハティール首相(当時)、シンガポールのリー・クアン・ユー元首相、経済学者のジョン・K・ガルブレイス、環境学者のレスター・ブラウン、社会学者のダニエル・ベル、未来学者のジョン・ネズビッツなどを訪問・取材し、日本向けの書籍を企画・監修する。経営学の生みの親ピーター・ドラッカー、未来学者のアルヴィン・トフラー、英国の元首相マーガレット・サッチャー、米国元国務長官ヘンリー・キッシンジャーなども日本に招聘する。
2000-2001 東京MXテレビ初の外国人ニュースキャスターとして、夜のメインニュースを担当。
2000 環境・CSRコンサルティングを手掛ける株式会社イースクエアを木内孝とともに設立、2011年まで代表取締役社長を務める。
日本を代表する企業、大学、経済団体、省庁などと、数百にわたるプロジェクトやコンサルティング案件に携わる。また、環境・LOHAS志向の新興企業や、志ある地方の経営者との協業にも積極的に取り組む。
LOHAS(健康と環境を志向するライフスタイル)やカーボン・ニュートラル/カーボン・オフセット、本来農業など、常に新しい時代を切り開くキーワードや思想をビジネスの世界に持ち込むべく、活動する。
2011 株式会社イースクエア社長を退任、共同創業者に就任
2014 リーダーシップ・アカデミーTACL代表に就任(㈱トランスエージェント内)。
2015 一般社団法人NELIS-次世代リーダーのグローバル・ネットワークの共同代表に就任。

著書に、『レジリエント・カンパニー』(東洋経済新報社、2015年)、『第5の競争軸』(朝日新聞出版、2009年)などがある。

『レジリエント・カンパニー(なぜあの企業は時代を超えて勝ち残ったのか)』
東洋経済新報社

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『第5の競争軸(21世紀の新たな市場原理)』
朝日新聞出版

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