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期待高まる収穫の変革:バンサランにおけるハリソン・パラランの持続可能なビジョン

Frantz Dhers
Sep 05 2023

農業
サーキュラーエコノミー

OMLアジア(OMLAS)2023に所属するハリソン・パラランさんは、フィリピンのバンサランという活気ある自治体に住んでいる。ハリソンさんは、2008年から「ユース・フォー・ピース(平和のための若者たち)」というダイナミックな若者グループのリーダーを務めるなど、地域開発に貢献している。彼の活動は、若い心を育み、地元の農民たちに力を与え、持続可能な社会を実現するにあたって、大きな輝きと影響力を持っている。彼の使命の根源はWASTE TO TASTEプロジェクトにある。WASTE TO TASTEプロジェクトとは、農業の収穫期に画期的な変革をもたらし、地元の農民の生活を向上させるという彼のビジョンによって推進されている。傾斜農地技術(SALT)のパイオニアとして名高い「緑の町」バンサランに拠点を構えるハリソンの先駆けメンバーは、この革新的な農業技術を実現する上で発生する、予期せぬ課題に対処することを任務としている。
実際、SALTは農家の生産性を大幅に向上させたが、収穫時に農産物が過剰になり、その結果、浪費と経済的苦境に陥った。熱心的なOMLASのリーダーであるハリソンとその彼のチームは、この重大な問題に対処するためにイノベーションを活用した。余った農産物から風味豊かで健康的な高品質の野菜チップスを作ったのである。この先見性のあるアプローチは、食品廃棄を抑制するだけでなく、農家に持続可能な解決策を与え、農家の収益を保証し、安心して収穫期を迎えることができる。


ハリソンの目標には以下の3つが含まれる。
①廃棄物管理と市場分析に関する農家への教育
②School to School(S2S)プログラムを通じた学生の持続可能なリーダーシップの育成
③プロジェクトの持続可能性と発展に不可欠なパートナーシップの構築
彼のこれまで貢献してきた道のりはとても大きなものだったが、このハリソンのダイナミックなプロジェクトから期待される効果も計り知れない。彼の努力は、優れたリーダーシップの誕生や、均衡がとれた持続可能な社会の実現によって報われるだろう。
S2Sプログラムは、持続可能性に関心の高いリーダーを育成するものであり、WASTE TO TASTEの概念はそのスタートアップというわけだ。地元農家は収穫の季節を祝い、顧客は製品の購入に信頼を寄せ、バンサランは革新的進歩の道標としてその遺産を受け継いでいくだろう。
 ハリソン・パラランの地域社会向上のためのたゆまぬ献身は、若者が主導する社会への変革にコミュニティーの共鳴を呼ぶであろう。ハリソンは、揺るぎないコミットメント、革新的な戦略、コラボレーションを通じて、フィリピンの中心部に変化の種をまき、持続可能な未来を開拓しているのだ。


登場するフェロー

Harison
「己の欲せざる所は人に施す勿れ」(孔子)
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