

モンゴルには21の県があります。各県は"スーム"という小さな単位に分かれており、全土で約330のスームがあります。
Byambagerel Yondon(ビャンバゲレル・ヨンドン)さんは、モンゴルの田舎でもっとも小さく、もっとも人里離れたスームに生まれました。Erdenemandal(エルデネマンダル)は、首都ウランバートルから500キロほど離れており、多くの遊牧民の家と動物がいます。
モンゴル遊牧民の子どもたちが平等に教育を受けられるよう、革新的なメンターシップ・プログラムを実施しています。
モンゴルの農村部では、インターネットの帯域幅、放課後の活動、熟練した教師、自己啓発の機会が十分ではありません。さらに、子どもたちの生活、表現、キャリアに関するガイダンスが不足しています。
学校に通い、大学に進学するためには、遠く離れたスームセンターやウランバートルにある学校の寮に入ります。
彼女自身も、8歳のときに親元を離れました。
彼女の目標はシンプルで、農村部の子どもたちが変化に強くなり、チャンスを開けるよう力づけることです。
モンゴルでは、すべての子どもが学校教育を受けています。
農村部の子どもたちの数学、IQ、モンゴル語のレベルは、都市部の生徒よりも高い傾向にあります。しかし、コミュニケーション能力、EQ(感情指数)、外国語、科学的知識は、都市部の子よりはるかに低いのです。
言いかえれば、教育水準は高いものの、将来のキャリアや人生についてのスキルや計画を持っていないことが往々にしてあります。
また、首都に暮らしはじめた途端、都市のライフスタイルが生み出す問題に直面し、大学を中退したり、犯罪行為に走ったりしてしまうのです。
場所と文化による不公平を変えなければならないでしょう。
この問題を解決するため、5県のスームの子どもたちに、社会的、経済的、文化的な正義に焦点を当てたプロジェクトを行っています。
彼女のまわりには、OMLプログラムの"スター"である若者がおり、彼らは、他の州でもこのプログラムを再現したいと考えています。
野望は、「2025年までにモンゴルの伝統的な文字を公文書に復活させる」という政府の決定に合わせ、農村の子どもたちをより高い管理職に戻すことです。
登場するフェロー
